日東ベーカリーさんにロストルを納品させていただきました。釜の中へ入れる鉄鋳物の棒です。
このロストルはもう生産していないので業者の在庫がなくなると手に入らなくなる商品。
釜を見せてもらったのですが、昭和初期の釜!だそうで、メーカーのプレートには「東京市」の文字。しかも右から読むやつ!内藤金物店の蔵と同じで、伊豆石でできているんだそう。
刻印されている「東京市下谷区」というのはかつて存在した区で、今の台東区のあたりらしい。この住所だと僕の知っている場所だと浅草寺や合羽橋から北。
日東ベーカリーさん、戦前は吉野金魚店さんの近くにお店があったそうで、戦後今の場所へ移ったのだとか。もともとウチの近所だったんですね!釜もお店と一緒に引っ越してきたという。こんな歴史ある釜でパンが焼かれていたとは。ロマンありますね🍞
肝心のパンの写真を撮り忘れて食べちゃいました😋
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