包丁を食器洗浄機にかけて良いのか問題
- Yuki Naito
- 7月22日
- 読了時間: 2分
更新日:7月28日
毎日使う包丁、ついつい食器洗浄機にかけたくなるという方も多いかもしれません。しかし、木柄の包丁を食洗機にかけていると、このように…

木がカサカサになってきてしまう…!!
これは、食洗機の乾燥工程で木が乾燥してしまい、本来つるつるに仕上げられていた木が変質してしまうのです。

中子と木部の隙間の錆
錆がありますね。木が乾燥して中子との間に隙間ができたのが原因か。はたまた食洗機の洗剤による、ステンレスの腐食が原因か。ステンレスの表面には不動態被膜という保護膜がありますが、食洗機の強力な洗剤によってその膜が破壊されてしまったことも考えられます。

さらに乾燥が進んでしまった柄。変色が進み、表面はざらざらに。このざらざらの凹凸に雑菌が入り込み、異臭がすることが多いです。ここまでくると、いくら洗ってもこの臭いをとることはできません。新品のつるつるしている時には汚れが付きにくいので、洗っていれば臭いが気になることはないんですけどね。
また、木が乾燥しすぎて割れ始めていますね。
包丁の寿命のためにもNO!食洗機!
刃はまだ使えるのに、木柄の乾燥が起こると包丁の寿命を縮めてしまいます。食洗機は使わないようにしましょう。包丁は手洗い、中性洗剤&スポンジで洗うのがいいですよ。手を切らないように気を付けて洗いましょう。


























